邇邇芸と行く天孫降臨の旅　浦島太郎？

邇邇芸と行く天孫降臨の旅　浦島太郎？

はい、みなさんこんにちは、こんばんは、高千穂から約１時間。やって来たのが宮崎県宮崎市にある青島神社になります。
この神話の主人公は邇邇芸君と木花咲耶姫の子供達のお話へと移行するのですが、天界から三種の神器を持って地上界に参い降りた邇邇芸君ですが、コノハナサクヤヒメ（妹）と結婚し火照命（ホデリノミコト）、火須勢理命（ホスセリノミコト）、火遠理命（ホヲリノミコト）の３人の子供に恵まれます。
（引用元みやざき観光ナビ）
古事記というのは面白く、アマテラス、ツクヨミ、スサノオの誕生の際もそうであったのですが、よく３兄弟が生まれるのですが、いつも真ん中の子供は誕生しました。で終了、その後登場しません。

つまりこの３兄弟も何故か真ん中の火須勢理命（ホスセリノミコト）はその後登場の機会はなく、テレビドラマの放送中に薬物事件を起こし、途中フェイドアウトする芸能人のようであります。
何故にわざわざ登場させるのか何度読んでも謎なのですが、長男である火照命（ホデリノミコト）と三男である火遠理命（ホヲリノミコト）はご存知の方も多いのではないでしょうか。

よく知られる名前に火照命（ホデリノミコト）は海幸彦、三男である火遠理命（ホヲリノミコト）は山幸彦と別名だと思い出す方もいるかと思いますが、この海幸彦と山幸彦はツアーガイド邇邇芸君の子供なのです。

長男である海幸彦は釣りがとても上手で、三男である山幸彦は山で狩りをするのがとても上手な兄弟でありましたが、ある日、山幸彦（三男）は海幸彦（長男）に１日だけお互いの道具を交換して、普段山で狩りをしている僕は今日は釣りを、普段釣りをしている兄は山で狩りをしてみようと提案をしたのです。
そこで事件が起きてしまうのですが、山幸彦（三男）は兄から借りた釣り道具の釣り針を無くしてしまう事件簿が起きてしまいます。

幾度謝っても許しくてくれない海幸彦（長男）

なんだか僕も子供の頃、よく似たような事があったような気がするのですが、今思えば長女、長男というのはアマテラス然り、海幸彦然り性格が悪すぎるのです（ご長女、ご長男の方がいたらスルーして下さい）

つまり年齢差、体格差による紛失した釣り針を見つけるまで絶対に帰ってくるなパワハラです。
そこで海岸で途方に暮れた山幸彦（三男）の前に海神が現れ、海底にある海神宮に行って釣り針を知らないか？聞いてみたらどうだろうか？とアドバイスされ、早速海に潜って海神宮に行ったらとても素敵な所で釣り針の事なんか忘れてしまうのです。（こういう所が末っ子の良い所なんです）これからの時代は長所を伸ばすのびのび教育が大切なんです。

その海神宮ではこちらも超絶美人である豊玉姫（トヨタマヒメ）と恋に落ち結婚する事になり、兄の釣り針の事なんてすっかり忘れて３年も過ごしてしました。

永遠に兄の釣り針なんて忘れても良いのですが、そういえば兄の釣り針を探しにきたのが本来の目的であるのを思い出しちゃうんです。何がえらいかと言うと海神宮に来てトヨタマヒメと３年過ごしてきたのにちゃんとその事を思い出すのがえらいんです。（のびのび教育バンザイ）
なんだか浦島太郎の話によく似ていますが、そこで友達の鯛になんか釣り針知らんかね？と聞くと僕の喉に引っかかっているよ。と言うまさかの返答。３年間も喉に釣り針を引っかけたままとは凄い鯛だな。と思いますが、鯛は手がないのでずっと喉に釣り針を引っ掛けながら生きていたのです😆

再び山幸彦（三男）は悩むのです。やべー３年間も経ってしもうとる。

絶対許してくれないのではないか？と思ったその時、海神様は山幸彦（三男）に潮満珠（しおみつたま）潮涸珠（しおふるたま）と言う２つの武器を持たせてくれて兄が許してくれなかったらこの２つの武器で攻撃しなさい。と教えてくれるのです。

遂に俺の（末っ子）キン消しラーメンマンを引きちぎった兄への恨みを晴らす時が来たのです。いつの間にか物体が釣り針からキン消しに変わっている気がしますが、気にしないでください。
喰らえ、潮満珠（しおみつたま）‼️キン消しラーメンマン引きちぎった４０年の恨みー。許してくれ弟よー。と言った感じです。

つまり弟である山幸彦（三男）が勝ち、山幸彦はトヨタマヒメと一緒に地上へと舞い戻るのです。

こちらの青島神社は山幸彦と豊玉姫が祀られている神社となります。本州ではなかなかないロケーションの神社のため観光目的で行かれても十分素敵な場所になると思いますので、ご関心ある方は是非是非寄られてみてはいかがでしょうか。

青島神社の公式ホームページ

それでは、山幸彦（弟）に敗れた海幸彦（兄）の所にも行ってみましょう。

びゅ〜ん。

※クラベールブログでご紹介させていただいてる古事記の物語は複雑になりすぎないようにお話を編集させていただいてたり、お話を省略させていただいております。ご了承ください。