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2025.04.25

【運営会社】リゾートトラスト

得した人と損した人

先日、大阪万博が開幕し、初日からゴタついているニュースなどが目に入ってくるようになりましたが、僕が住む横浜では大阪万博を肌で感じることはほぼなく、果たして大阪万博は盛り上がっているのだろうか。

誰もがテレビで見ることになったコロナ禍の東京オリンピックから始まり、昨今騒がれているオーバツーリズム問題、そして大阪万博開幕、全くの個人的意見ではありますが、もう日本は大型イベントの誘致はやめた方が良いような気がしている。

昨年の訪日外国人の数は3700万人。

東京近辺から気楽に行ける良い宿はびっくり金額まで高騰し、インドネシアバリ島のホテルを少し思い出した。僕は若い頃オーストラリアに住んでいた時があり、20年前のそのあたりの事情は少し詳しいのですが、オーストラリア人の身近なリゾートといえばバリ島である。

何よりオーストラリアからわずか数時間北に行くだけの時差なしと物価の安さ、何より夏と冬が逆転する南半球から数時間で常夏の国へと行くことができる。そんなバリ島の高級ホテルには基本オーストラリア人か日本や韓国の若者しかいなかった。僕が若い頃に見てきた東南アジアのリゾート地は決まってお決まりのパターンがある。

最初に白人が入植し、その後日本人がやってくる。10年後ぐらいに韓国人がやってきて、それからまた10年後に中国人がやってくる。それらの高級リゾートホテルに入れる現地の人はほぼおらず、高級ホテルで過ごしているのはオーストラリア人、日本人、韓国人と年配のオーストラリア人男性と若いインドネシア人女性のカップルである。

日本はそこまでではありませんが、昨今の箱根の高級旅館の料金はちょっと驚く。

エクシブ箱根離宮の斜め下に開業したエスパシオ迎賓館は平日2名で宿泊すれば30万円。週末土曜日に2名で宿泊しようとすれば40万円。どんな人が宿泊するのだろうかと思うが、それは僕が20代の時に見ていたそれと同じなのかもしれない。

ここ10年でだいぶ様変わりした日本を取り巻く日本の観光産業ですが、会員制ホテルリゾートトラストにおいては年会費の改正、お食事メニュー料金の改正、ルームチャージ料金の改正などいろいろありましたし、皆さん、文句の一つも言いたくなるのも理解しますが、一般観光業と比べればまだマシなのかもしれないと僕は思っていますが、なかなかそう理解される方は多くないようです。

では、リゾート会員権に関してはどうなのか?という事ですが、全体的に見ると一時的にリゾート会員権相場は安定しているのではないでしょうか。例えばですが、コロナ前に購入された大半の人は、売却しようとなれば購入した時の金額とほぼ同じぐらいの金額で売却する事は可能かと思います。

流石に購入した時の諸費用まで取り返す。となるとそれは難しい話であはりますが、5年ほど前に200万円ほどでスイートを購入した人は、おそらく諸費用込みで総額270万円ほどであったと思われますが、それを売却しようとなれば大半は200万円ほどで売却する事は可能となります。手数料などを引かれると手元に残るのは180万円ほどで、同じ金額で売却ができたとしても90万円から100万円ほどは電卓上は損した事になりますが、遊んだ分の費用と考えればそこまで悪い話ではないかと思いますが、売却される人の多くは損したという気持ちになるようです。

そんな中例外的な会員権もあるのですが、それがエクシブ箱根離宮と東京ベイコート倶楽部になります。
エクシブ箱根離宮Sタイプは5年前であれば900万円も出せば購入できましたが、現在は1500万円かそれ以上か。新規販売金額とあまり変わらない金額相場になっていたり、東京ベイコート倶楽部ロイヤルスイートも15階、16階であれば900万円ほどで購入できた時もありますが、現在は1000万円以上出さないと購入する事は難しくなってきたりしている。

箱根離宮SEタイプも数年前は450万円ほどで購入できた時代もありましたが、現在では100万円ほど上がっていたりしていて、ECタイプであれば60万円から70万円、CBタイプであれば20万円から30万円ほど以前と比べて仲介相場が上がっていると言えるでしょう。

今後はどうなるのか神のみぞ知る。と言った感じかと思いますが、過去の現状を振り返ると、間違いなく得している人がいるという事である。

では損をした人はいるのか?という事ですが、例えばですが、300万円、400万円を出して購入して紙切れになってしまった。という人はいないのです。新規販売でハイメディックを購入して売却したら30万円になってしまった。という人はいるかと思いますが、今日は仲介市場で購入して仲介市場で売却した人の話なので、そのようなケースであれば、そんな人はおそらくいないかと思います。

いたら何かを間違えているのか、勘違いしているのか、記憶が間違っているのか、のどれかになるかと思いますが、電卓の計算上で損をした人がいるとしたら、新規販売で購入した人は、電卓上では損をしをているという事になるのかもしれません。

果たして、今後の仲介相場はどうなっていくのでしょうか。

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