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2023.03.28

【運営会社】リゾートトラスト

ロボットがお食事を運ぶ将来は来るのか

クラベールの計算だと500名ぐらい足りていないのではないかと推測しているのですがなんの話でしょうか

例えばエクシブ箱根離宮、開業当時はエクシブ有馬離宮開業までの150名を含めて約500名体制での運営がスタートし、翌年のエクシブ有馬離宮が開業した時に約150名がエクシブ有馬離宮へと移動したために、翌年は350名のスタッフでエクシブ箱根離宮は運営していたという事になります。

今、どのくらいの人数でエクシブ箱根離宮は運営されているのかご存知だろうか。

リゾートトラストが抱えているここ数年の慢性的な問題とは人手不足になります。最近、平日なのにレストランの予約が取れないという異常な事態に陥っている事を会員の方でしたらご存知の方もいるかと思いますが、これはホテルの稼働率が高くそうなっているという事ではなく、レストランを運営するスタッフの人数が単純に足りていない事から起こっている現象となります。

それでもここ数年で開業している、エクシブ離宮ホテルやベイコート倶楽部の運営体制はだいぶましな方になるかと思いますが、ちょっと古いエクシブホテルに行かれた時にこのような経験をした事ないでしょうか。

夕食時に配膳をしていたスタッフが翌日の朝、又、自分達の配膳をしてくれた。昨日の夕食時も配膳してくれたよね。という経験ないでしょうか。

夕食、朝食共に和食にした。という場合によく起こるシチュエーションになります。

よく考えて見なくてもわかるのですが、エクシブホテルの夕食は22:00までとなります。22:00にすぐに帰れる訳はなく、翌日は朝の7:30から朝食の時間となるのですが、勿論7:30に働いている人は来れば良いという訳はなく、多くの施設でどこも残業が出来る上限ギリギリで運営している状態となります。

エクシブ伊豆やエクシブ淡路島のラウンジ運用などもこれらと関係しているのではないでしょうか。

最近、エクシブ鳥羽本館のコーヒーショップオールドデイズもスタッフが在中しなくなった。というような話も耳にするようになりましたが、しばらくは新規ホテルを開業するのを辞めて、既存施設の充実に重きを向けたらどうだろうか。と思うのはクラベールだけでしょうか。

怒られてしまうかもしれませんが、サービスが良いとか悪いとかの話ではなく、残念ながらホテルとしての体を成していないような気がします。

最近ファミリーレストランではロボットが食事を運んでくるなんて事も珍しくはなくなりましたが、ファミリーレストランなどで見かける事が多くなった配膳ロボットですが一台約400万円弱という事です。

文句もいいませんし、労働基準法も関係ありませんし、休み時間も必要ありません。壊れても失業保険もいりません。大袈裟でもなく、冗談でもなくそんな日がエクシブホテルに来てもおかしくない状況まで来ているのではないでしょうか。

あと一年後の2024年3月にサンクチュアリコート高山が開業を予定し、それから半年後の2024年10月にサンクチュアリコート琵琶湖が開業し、2026年2月にはサンクチュアリコート日光が開業を予定しています。

このような状況の中で、この2年で3施設が増える事になるのですが、大丈夫なのだろうか。と思うのはクラベールだけでしょうか。

今年も多くの新入社員が入ってきます。これらの新規施設が開業する事を見越したうえでの採用人数になるかと思いますが、果たして間に合うのでしょうか。

新規施設を開業する際は、全員が新人スタッフという事もなく、全員が中途採用という事もなく、既存の施設からスタッフを移動させたりして開業を迎えるのですが、ハード面だけではなくソフト面もより良い物になるホテルになる事を願うばかりです。

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