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2023.05.24

【施設】リゾーピア別府

リゾーピア別府 第十六章 満願寺温泉

フランス人の彼たちと別れた1時間後、クラベールはとある村で温泉を探していた。

湯布院にかなりがっかりしたクラベールは別府に戻る事も考えたが、またまたまたまたネット検索すると面白い温泉を見つけたのである。それが今いる満願寺温泉という場所だ。
満願寺というお寺がある村にある温泉だから満願寺温泉という事であろう。こちらは村の案内図であるがよくご覧いただくと日本一恥ずかしい温泉がある。という事でどんな所だろうか。という事でやってきた。湯布院からは1時間ほどの場所にある。

満願寺温泉動画①

川沿いにある温泉なのだが、おそらく少しでも雨が降ったら、温泉は川の中に沈むのであろう。
それにしても、道路から丸見えではないか。一応脱衣所は道路側からは見えないようになっている。山奥にある村だが、川の上流にも村があるのだろうか。意外と人は通るし車だと数分おきに通る。もうここまで来たらしょうがない入ろう。
どうやら村に住んでいる方は無料で、それ以外は200円という事であるが、サマーセーターを脱ぐ時に気づいたのだが、バスタオルとミニタオルがない。

どうしたものか。

別府の温泉地ではリゾーピア別府のタオルでお世話になったが、取り合えず、1時間かけて湯布院からやってきたが、今更、入らないという選択はない。
しょうがない。ミニタオルはなしで、服を脱いだらすっ裸で階段を駆け下り温泉に入る。その後は着ていたこのTシャツで体をふこう(笑)つくづく男で良かった。大抵の事は適当で生きていける。

満願寺温泉動画②

動画内でクラベールが階段を下りながら何か言っていますが気にしないでください。(笑)
それにしても今までいろんな温泉に入ってきたが、この光景の温泉は入った事がないな。というか、おそらく人生で最後だと思うけど。

温泉を出ると、観光客っぽい女性の二人組がずっとこちらを見ていた。悪い事したな。どうせ誰も来ないと思って長湯をしていたのですが、おそらく僕が出るのをずっと待っていたのであろう。
橋を渡ると春らしい農村地帯の景色が見えた。大分県、ここは熊本県だが、とても良い旅になった。今回のリゾーピア別府の旅では何故に大分県が温泉県と呼ばれるのかがよくわかる旅となりました。

確かに箱根、高級旅館の質、数で見れば箱根が横綱となるかと思いますが、温泉に対する文化度、種類の豊富さ、又、温泉が生活の一部と言っても過言ではない大分県はまさに唯一無二の温泉県ではないではないでしょうか。

やばいやばい、意外と時間がない。目指すは小倉駅最終17:58分発のぞみ東京行。

駐車場まで猛ダッシュで川沿いを走るのです。

満願寺温泉
年中無休
24時間営業
入浴料200円

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