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2021.09.16

【施設】エクシブ京都八瀬離宮

エクシブ京都八瀬離宮 お一人様ワンダーランド

昨晩、部屋に戻って寝る前にフロントに電話をし朝食を予約したクラベールは翌日、ゆっくりと二度寝を楽しみ朝食レストラン華暦に向かうのです。このエクシブ京都八瀬離宮の華暦は高野川を渡った場所、すなわちホテルから100mほど離れた橋を渡った場所にあるのですが、昨晩のバケツをひっくり返したような雨のせいで高野川の水も濁っていました。
クラベールは勿論、小雨の中でも傘を片手にこのきらら橋を渡るのを楽しみにしていますが、多くの方はフロントから送迎サービスを利用するようです。この橋では今はどうだかわかりませんが開業した頃は蛍を見る事が出来ましたし、運が良ければ野生の鹿も見る事もあります。どこか鹿さんいないだろうか。と探しながら橋を渡るのですが蓼科高原でさえ会えなかった鹿達に京都八瀬で会えるはずもなくクラベールの普段の行いが良いとは言えない証なのでしょう。
わずか2、3分の散歩を楽しむ事が出来る華暦への道は雨風が強かったり、極端に寒い、暑いがなければ歩いて行く事をクラベールはおススメ致します。

こんなにこの通路長かったっけ(笑)
まずは湯豆腐をいただきましたが、エクシブで提供される豆腐料理で過去一美味しかったですね。又、湯豆腐に提供される薬味、醤油ともに相性が良く、醤油が特に素晴らしかった。醤油に旨味があるというのをストレートに感じる事が出来、湯豆腐だけおかわりできないだろうか。
エクシブ箱根離宮の朝食に食べなれているクラベールにとっては新鮮であったためだろうか。それとも昨晩の晩飯がまったくいただけなかったラーメン屋であったためだろうか。ここ数年で食べた朝食の中で一番良かった。
朝からサラダも素晴らしいし牛しぐれ煮に関しては一口でご飯一杯食べれそう。しかし濃厚ドレッシングはサラダに掛け過ぎた。
こちら、華暦では草の庭を見ながらお食事を楽しむ事が出来ます。草の庭とは書体の草書体をイメージした庭の事で、格式を崩した侘びを現す庭になります。

ちなみに今日のブログタイトルであるお一人様ワンダーランドというのはこちらの写真を見て頂くように、一人飯をエクシブで食べるとこのように他のお客様とは隔離されます。(笑)
クラベールは家族で楽しみながらお食事を楽しんでいるファミリーに囲まれて一人飯を頂いたとしてもまったく寂しさは感じませんが、エクシブでは一人で来ると気を使っていただいてこのような状況になります。

この草の庭は枯山水をはじめ、石などをランダムに配置し格式を超越した思うままの自然を表現しているのが特徴となります。
又、クラベールのようにファミリー客とは距離を取り、一人でもくもくと朝食をたべる。これはもうまさにテーブル及び椅子と一体化した現代の枯山水。詫びを表現しているかはわかりませんが寂しさに関しては十二分に表現し、もうこれはテーブルと椅子と一体化しすぎて華暦のスタッフもクラベールのご飯のおかわりをお願いした事も忘れられてしまっているのではないだろうか。と思うほどにテーブルの一部と同化しているのです。(笑)
傘を片手に来た道を戻るとしましょう。

tags: 朝食,
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