スタンダード会員権で行くエクシブ伊豆の旅 黒潮編
川奈ホテルから戻り、再び、貸し切り状態の大浴場を楽しむと、本日の晩御飯は和食レストラン黒潮で頂きます。

ちなみにですが、エクシブ伊豆には和食、洋食の他には天ぷらコーナーもありますが、こちらも平日は営業していません。
こちらの黒潮ですが以前のエクシブ伊豆を利用させていただいた時にも夕食を黒潮でいただいたのですが、その時とても印象が良かったレストランになります。果たして、本日のお食事はいかがなのでしょうか。とても楽しみになります。
以前のエクシブ伊豆黒潮利用時のブログはこちら
前菜・静岡県産美味鳥と葉野菜のサラダ仕立て

美味しいのですが、以前、エクシブ伊豆で食事をさせていただいた時がとても良かったので少し残念な気がします。
吸い物・海鮮つみれ

味がしないのですが、何か入れ忘れてしまったのでしょうか。
お造り・海鮮三種盛り合わせ あしらい

ちょっと鮪は残念です。なんで見た目もこんなに残念な鮪になってしまったのでしょうか。下処理甘くないだろうかという事と切り方おかしくないだろうか?という事です。
クラベールブログの読者の方の中にも毎日夕飯の用意でご苦労をなされている奥様も多いかと思いますので、ここでスーパーの鮪を劇的に美味しくさせる下処理と切り方をご紹介したいと思います。
下処理の方法
1,柵で売られている鮪をスーパーで購入します。
2,鮪の重量に対して1%の塩を降って20分~30分ほど冷蔵庫で待ちます。
3,50度のお湯を用意します。その中にお湯の量に対して1%の塩を入れ、そのお湯で鮪に降った塩を優しく洗い流します。(ポイントは温度)
※塩を降った鮪を又、塩の入ったお湯の中で洗うとさらに塩辛くなるのではないかと思われるかもしれませんが、これは日本料理の迎え塩という調理方法で、塩を使って食材の旨味を引き立たせながら食材の中の塩分を抜くという昔から伝わる科学的な調理方法となります。これはサラダや実はフルーツなどでも美味しく頂きたい時にも利用出来る調理方法となります。西瓜などに塩を降ると甘さがより引き立つのはこれとよく似た原理になります。つまり、西瓜で言う、甘さを引き立たせるために塩をかけるのですが、その塩分が邪魔なので塩分を抜くというような感じでしょうか。
4,氷水で数秒洗い流します。(数秒です)
5,キッチンペーパーなどで鮪に着いた余計な水分を優しく拭き取ります。
6,皿に鮪を載せサランラップをかけて、冷蔵庫で1時間ほど待ちます。
これで劇的にスーパーの鮪が小料理屋の鮪に変身します。今晩のおかずに試してみて下さい。
切り方
お刺身の包丁の入れ方には順目と逆目と大きく分けて2つあります。鮪の筋に対して並行に包丁を入れる順目と筋に対して垂直に包丁を入れる逆目になります。又、切り口にはそぎ造り、平造りとあるのですが、おそらくこの鮪は順目に包丁を入れて、平造りのお刺身にするのが正解なのではないかと素人目線で思うのです。あくまで素人の戯言になります。
煮物・伊豆産金目鯛の旨煮

金目鯛の煮つけは美味しかった。
焜炉・ふじの国ポークの焼きあご出し汁

美味しいのですが、美味しいというだけなんですよね。
揚げ物・白身魚と野菜の天ぷら

どうなんでしょうか。美味しいっていくつかレベルがあると思う訳で吉野家の牛丼って美味しいですよ。ワンコインで食べれる前提があって美味しいとなるのではないかと思うのですが、サービス税、消費税込み8000円払って美味しいとなるのでしょうか。
お食事

やっぱりお米おいしくない。古米、新米という問題ではないような気がするのですが。お造りで鮪を出したなら、お食事に鮪を出すのは関心しません。
水菓子

おそらくコース内容に鮪を使うという事を決めたのかと思いますが、良い鮪が入らないなら、お客さんに提供するレベルの鮪が手に入らないので、鮪は〇〇に変更させていただきました。もしくは、そもそも8000円のコースを決める時に、鮪は予算的に合わないという事であれば無理して鮪を提供する必要はないのではないだろうか。と思うのです。
昨今のルームチャージ料金、夕朝食料金の改定にはクラベールはしょうがない部分があると思っていましたが、金額は高くなりましたが、内容は低くなったと言われてもしょうがないですね。とても残念です。
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