スタンダード会員権で行くエクシブ伊豆の旅 オムライス編
ここ数年で訪れたラウンジの中でもトップクラスではないだろうか。全面ガラス張りの相模湾を望む事が出来るローケーション。又、ほぼ利用者がいない。という事を考えると、自分だけの秘密の場所を見つけたような気がします。
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つまり、このロケーションととても静かな空間を独り占めできる。もうこのブログで紹介するのが惜しい気持ちで一杯ですがしょうがありません。こちらのラウンジはサンパーラー。私たち日本人の中にも昔、このような美的センスを持ち合わせている人がいたのかと思うと嬉しくもあります。
ご丁寧に双眼鏡まで用意されています。100円要らず。初島がどこにあるのか探して見ます。これ。当時の双眼鏡だろうか。というかクラベールが今まで訪れたラウンジの中で人生一のラウンジではないだろうか。どれどれ我が家はどこだー。
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サービス税込み、消費税込み約3000円のオムライス。自分のお金で食べるとなるとかなりの勇気がいますが、今回はクーポン、キューポン。どっちでも良いですが、2泊6000円分もっているので実質タダ。いやタダではない。タダのような気がしているだけ。とかいろいろありますがオムライスをオーダーします。
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それにしても4400円のアフタヌーンティーは1等10億円が当選してもクラベールには食べる勇気がない。鰻食べれるだろう。とかいろいろ考えてしまうのです。
こちらのオムライスはマリリンモンローがジョーディマッジオとの新婚旅行で川奈ホテルに訪れた際に、滞在中気に入り二度食べたという事で知られているオムライスになります。
2人は2月1日に来日して2月25日まで日本に滞在したという事なのですが、現代人と比べると羨ましい限りの日程。サラリーマンなら帰国して会社に行っても、もう自分のデスクはありません。
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おそらく多くの日本人が気づいていない事に、世界中探してもこれだけ観光資源に恵まれている国はないのではないだろうか。フランスとかと比較しても観光資源はおそらく日本の方が恵まれている。北に行けば流氷を見る事が出来、南に行けばトロピカルフィッシュと戯れる事が出来る国。そんな国はないのです。
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キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!(人生で始めてこのような文字を使ってみる)
オムライスにも川奈ホテルのエンブレムの刻印。サービス税、消費税込み3000円。根が貧乏人だから、贅沢するとバチが当たるのではないかと不安になりますが、今更返品出来ないので美味しくいただきましょう。
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あっという間に完食。そして食べ終わると出現する富士山。こういう演出があるのを知っていればもう少し綺麗にいただいたのですがしょうがりません。知らなかった。
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オムライスを完食した後、ラウンジサンパーラーからデッキに出て相模湾を見てみました。なんて気持ちの良いサンデッキだろうか。完全なる偏見なのですが、昔の人も現代人同様、景観を楽しむという事に重きを置いていた事が、このサンデッキを見るとよくわかります。
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ラウンジサンパーラーを跡にするとホテルの方の好意でメインダイニングを見せて頂く事ができました。やはりイギリスの邸宅をイメージして造られているので、どことなくエクシブ蓼科によく似ています。
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おそらく、戦前このホテルに宿泊するとなると、会員権を購入してエクシブに泊まるとかベイコート倶楽部に泊まるとか、そういう次元のレベルではないんだろうな。とかよくわからない事を考えてしまいます。当時の富裕層の日本人の上位1%ぐらいの人しか来れなかった場所なのでしょう。
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こちらのメインダイニング内にある噴水は現在でもレストラン営業時間内には稼働されているという事でした。1000億ぐらいないかな。あったらクラベールがこのホテル買収するのに。(笑)平日とは言え、このお客さんの少なさがとても心配です。
最後に川奈ホテルの洗面室をご紹介したいと思います。
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エクシブに限らず、外資系ホテルにしろ、日系のホテルにしろ、クラベールブログの読者の方も、多くのホテルを利用する事があるかと思います。そのホテルがどういう立ち位置を目指しているホテルなのか?それが一番よくわかるのが洗面室です。これはそのホテルが他からどのような評価を受けているかという事ではなく。そのホテルがどこのポジションを目指しているのかがよくわかるのが洗面室になります。
川奈ホテルの洗面室の手を拭くための物は、純白のタオルが用意されていました。この洗面室に用意されているのがタオルなのか。使い捨てのペーパーなのか。又は、ドライ乾燥機なのかで、そのホテルが目指しているポジションがよくわかります。
それともう一つが庭の手入れがどこまで行き届いているのか。もし、クラベールブログの読者の中で来月、来年どちらかの高級ホテルに行かれる事がありましたら、洗面室をご覧いただくと、そこが本当に高級なホテルなのか、高級っぽいホテルなのか。がよくわかります。
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お腹も満たしたし、エクシブ伊豆へと戻りましょう。川奈ホテルに別れを告げるのです。
それにしてもこの川奈ホテルはまるでタイムスリップしたような感覚に陥る事が出来るホテルなのです。
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