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2022.09.13

【施設】リゾーピア久美浜

リゾーピア久美浜 城の崎にて

山手線の電車に跳ね飛ばされてケガをした、
頭は未だ何だか明瞭しない。物忘れが烈しくなった。然し気分は近年になく静まって、落ち着いたいい気持ちがしていた。稲の穫入れの始まる頃で、気候も良かったのだ。(城の崎にて文頭より)

本当かどうかはわかりませんが、山手線にて電車事故に跳ね飛ばされたと言われている志賀直哉は城崎温泉にて療養をしたと言われている。
クラベールが中学生の頃だったかと思う。

クラスメイトに志賀君という男の子がいてとても勉強が出来た男の子であったのを記憶している。同じクラスであったのは覚えているが、ほとんど会話をした事はなかった。その頃のクラベールは小説にまったく関心がなく、授業中も道路を走っている車を眺めたり、他のクラスの体育の授業を見ていたり。と親の期待にまったく添う事が出来ない子供だったのは間違いない。
クラスメイトであった志賀君とは志賀直哉さんのひ孫さんである。という事はクラスメイトの全員が知っている事であったが、それ以上でもなく、それ以下でもなく、今思えば、彼と同じグループであったのならば、もう少し良い学歴をもって親を多少は安心させられたのでないかと思うのです。
タイミングというのは面白く、文学や歴史にクラベールが興味を持ち始めるのはそれから数年後の事で、もう少しこのような学問に早く興味を持っていれば、人生、今より多少は好転していのたのかもしれない。などと思いながら、城埼温泉へとやって来たのですが、地頭がよくないので、結果同じであっただろう。と自分を納得させているのです。

先日リゾーピア熱海の宿泊記の執筆を終えたので、残された施設はリゾーピア久美浜、リゾーピア別府とサンメンバーズ鹿児島という事になるのですが、今回、城崎温泉にてクラベールの個人的趣味のよる観光を終えたら、リゾーピア久美浜へと向かいます。そうなると残された施設は2カ所となるのですが、この2カ所を巡る事が出来るのはいつの事になるのでしょうか。

取り合えず、志賀直哉が滞在したと言われている三木屋に向かうのです。
志賀直哉の実体験を小説にしたと言われている「城の崎にて」はこちらの三木屋さんに滞在した時のお話と言われています。その当時の三木屋さんは残念ながら大正4年の北但大震災により倒壊してしまったそうですが、三木屋再建後に「暗夜行路」を執筆するために滞在した26号室は当時のままに残してあるという事なので、おそらくその部屋から望む事が出来る庭は「暗夜行路」に描かれた庭園という事になるのでしょう。

希望があれば、志賀直哉が滞在した26号室は、今でも宿泊する事が出来るという事なので、今回のクラベールブログをお読みいただいてご関心いただけた方は宿泊してみるのも良いのではないでしょうか。

せっかくのなのでクラベールもこちらの三木屋26号室に文学青年としては宿泊したい気持ちではありますが、ビジネスを優先しないといけないという悲しい現実があり本日はここから車で20分のリゾーピア久美浜へ宿泊します。

YOUTUBEにて三木屋26号室の動画がありましたのでリンクを貼っておきます。ご関心ある方は素敵な動画でしたのでご覧ください。26号室の動画は3分50秒辺りからになります。

三木屋26号室の動画はこちら

ある1枚の葉だけがヒラヒラヒラヒラ、同じリズムで動いている。風もなく流れのほかにはすべて静寂の中にその葉だけがヒラヒラヒラヒラとせわしなく動くのが見えた。
(城の崎にて文章内より)
20年前に読んだ「城の崎にて」はまだ子供であったクラベールにはまったく何を言っているのかよくわかりませんでしたが、城崎温泉を歩きながらこの小説を読めば多少、何かがわかるような気がして「城の崎にて」をバックに忍ばせて来たのです。

今回の旅の中で、クラベールは「城の崎にて」がわかるようになるのでしょうか。少しは大人になったからわかるかもしれない。という身勝手な気持ちを抱きながら、この温泉街にある店先のベンチを借りて本を開くのです。

城崎温泉へはリゾーピア久美浜より車で約20分

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