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アマテラスと行くエクシブ鳥羽別邸の旅　凹凸

BLOG

2025.11.11

【施設】グランドエクシブ鳥羽

アマテラスと行くエクシブ鳥羽別邸の旅　凹凸

先日のブログで伊弉諾と伊奘冉が結ばれる事により、多くの島や神様が日本に誕生した事をお話したかと思いますが、この二人はどのようにして、多くの島や神様を産んだのか？が少し気になる人もいるかもしれないので、今日は少しそのお話に触れたいと思います。
ある日、伊弉諾（男の神）は伊奘冉に（女の神）に「僕の体は成りて、成りて、成り余る所がある」「君の体はどうだ？」と尋ねたそうです。そうすると伊奘冉は「私の体は成りて、成りて、成り合わぬ所がある」つまり僕の体はちょっと凸所があり、君の体には凹んでいる所があるので、ちょっと僕の凸所で、君の凹んでいる所を塞いでみよう。というシーンがあります。そうですこれが我が国最初の性交渉です。

下ネタかよ😆

これが我々日本人のご先祖さまの最初の性交渉となるのですが我々のご先祖さまは性交渉する事により島を産んだり、山を産んだりととにかく凄いのです。

これにより淡路島や多くの島、多くの自然の神様が生まれるという事になるのですが、ある日、伊弉諾の（男の神）の凸で伊奘冉（女の神）凹を塞いだらが火の神様が生まれたのですが、その時に伊弉諾が焼死してしまう悲しい事故がありました。

ちなみにこの時代の世界は三段構造になっています。天界（神様の世界）現実世界（我々が住んでいる世界）黄泉の国（死後の世界）の三段構造となり、この時点では全員が神様なので、３つの世界を往来できるという事になっています。
つまり伊奘冉（女の神）は火の神を産むときに焼死し黄泉の国（死後の世界）に行くことになりますが、伊弉諾（男の神）は黄泉の国に行けば伊奘冉（女の神）に会うことは出来るのです。

そうなると、伊弉諾（男の神）は伊奘冉（女の神）に会いに黄泉の国（（死後の世界）に行くのですが、そこで変わり果てた伊奘冉（女の神）を見たのです。

つまりこんな感じです。
そこで伊弉諾（男の神）は伊奘冉（女の神）に向かって「化け物だー」と言い放ち逃げるのですが、かつて美しかった伊奘冉（女の神）は悪魔と化し鬼を引き連れて伊奘冉（男の神）を追ってくるのです。

まずは、伊弉諾は山葡萄を鬼に投げたと言われていますが、全く鬼には効果がなく、その次に鬼に投げたのが筍であると言われています。それでも全く効果がなく、今度は桃を鬼に投げるとその鬼を撃退できたというエピソードがあります。

おそらく、この話が桃太郎の元になった話ではないでしょうか。つまり古代から我々日本人は桃には聖なる力が宿っており、魔除けの力が桃にはあると考えられています。現代でも「桃源郷」などのように桃の漢字が使われているのはその名残なのかもしれないですね。
それでも伊奘冉（女の神）は伊弉諾（男の神）を追ってきます。そこで伊弉諾（男の神）は現実世界と黄泉の国を往来する門を占めて二度と黄泉の国と往来ができなくなってしまったと言われています。

つまり僕らが死んだお爺さん、お婆さんに会えなくなったのは現実世界と黄泉の国を往来するための門を伊弉諾（男の神）が閉めてしまったからという事なのですが、最近、ご先祖様のお墓参りには行かれましたでしょうか？

僕らは死んだ人にはもう会えませんが、黄泉の国へと通じる門は今でも閉ざされたままのようです。

次回はアマテラスはどのようにして誕生したのか？のお話しをしたいと思います。

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