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2021.09.28

【施設】グランドエクシブ初島クラブ

淡島ホテルと初島クラブと

先日、新聞の中にとても小さく淡島ホテルに関するニュース記事を見つけた。

クラベールは眼鏡を上げ下げしながらこのニュース記事を読むのですが、時の流れを感じるのはクラベールが老眼鏡の必要性を感じ始めているためだろうか。それとも輝かしい時代の淡島ホテルの記憶が鮮明なままのためなのだろうか。

伊豆半島の西側、つまり熱海などとは反対側の沼津方面の小さな島に約30年ほど前に開業した淡島ホテルは東京相和銀行の経営者であった長田庄一氏の手により開業したホテルとなります。その3年後に伊豆半島の反対側、つまり熱海側に日本長期信用銀行の手により開業した旧初島クラブとはなんとも生い立ちが良く似ているのです。

淡島ホテルは1991年東京相和銀行により会員制ホテルとして開業。まだバブルの名残が少し残っている時でしょうか。クラベールが子供の頃の話なので、バブルは知りませんが、建設が始まったのは平成元年頃と推測できますし、企画や構想となると昭和の終わり頃という事になるでしょうか。

沼津市街側に車を停め、チェックインは淡島へと向かう船内で済ませるというかなり特別感のあるこの淡島ホテルは部屋数は60部屋で全てがスイート。ホテル館内にはゴーギャンなどの絵画などが飾られ、エクシブ初島クラブを小ぶりにして更に豪華にしたホテルと言った感じでしょうか。

東京相和銀行の経営破綻と同時に現在の経営母体に株式譲渡され、その後、現在の経営者はアメリカのウィンダムリゾートとフランチャイズ契約をしウィンダムグランドリゾート淡島として運営していたという事だそうですが、おそらく国外からのお客様を取り組もうという事だったのかもしれません。新聞などの報道によるとこの現在の経営母体に売却される際にいくつかの資産の処分方法に関して事件性があった。というような報道ですが、クラベールはこの件に関しては詳しくはありません。

同じ銀行の資本で誕生した初島クラブとは時期、生い立ち、同じ伊豆半島の地で開業した事もあり、何かと比べられがちな2つのホテルですが、今後この2つのホテルはどこに向かうのでしょうか。
日本の人口が減少傾向にある今日の日本で、同地域にいくつも会員制ホテルを建設していくのは難しくなっていくのではないかと思うこの頃なのです。

現在ウィンダムグランド淡島として運営されている旧淡島ホテルは現在もなんら影響なく運営されているようです。公式ホームページのリンクを貼りつけて置きますのでご興味ある方は利用されてみてはいかがでしょうか。

ウィンダムグランド淡島ホテルの公式ホームページはこちら

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